お揃いの袴効果?ローソンカップ小学生剣道大会!
『新しい年にみんなで袴を揃えよう』ということで、令和2年最初の試合となる基本判定試合、通称『ローソンカップ』に新調した袴で出場しました。
溝口剣道教室が大切にしている『心』を腰板に刺繍しました。
さて、試合の行方は...
ローソンカップ小学生剣道大会は、鳥取県の小学生を対象に、基本を主眼として、剣道の正しい技術や心身の鍛錬を行うとともに、本県の将来を担う青少年の相互親睦や健全な育成を図ることを目的とした、監督と一緒に出場できる珍しい大会です。
予選リーグは、3〜4チームの総当たり戦。元立ちの先生(監督)に対して40秒間の打ち込み稽古を相手チームと同時に行う判定試合です。
主審の『始め』の合図とともに、切り返し2回から面小手胴の打ち込み、応じ技(すり上げ、返し、打ち落とし、抜き)を2本以上入れる条件があります。
まずは先鋒から大将まで基本判定で勝敗を決します。3審の旗の本数がポイントとなります。
続いて、選手同士の1分間1本勝負。こちらは勝てば1ポイント。基本判定と試合勝数の合計ポイントを競います。(同数の場合は基本での勝数が優先されます)
予選通過後は、通常通り2分間3本勝負の団体戦。
『予選突破したいですね〜』の心配をよそに、準々決勝、準決勝を勝ち上がり
まさかの決勝進出。
先鋒 タクマ キレキレの出ばな面を連発。
次鋒 カンタ 時間切れ寸前の渾身の返し胴。
中堅 ナオシ 相手のタイミングを外した見事な面。
副将 トモハル 面返し胴、小手返し面、返し技のオンパレード。
大将 ソウマ 鳥取県代表の大将の安定感は圧巻。
まさに少数精鋭!
決勝戦、相手は鳥取県代表を2人有する強豪チーム。
この時点で監督涙目です。
いよいよ決勝戦。
誰がここまでの快進撃を予想したでしょうか。
先鋒、県代表相手に引き分け。次鋒、力の差を見せつけられ2本負け。中堅、意地の一本勝ち。副将1本先取、その後返され引き分け。お互い1勝同士での大将戦。チームで繋いだ勝負を大将ソウマに託す。
相手は同じく県代表のチームメート。『1本取ってくれ』...。みんなの声が聞こえそうな瞬間、飛び込んだ面が決まった。...こんなに2分が長く感じたことはないかもしれない。消極的な試合展開に時間空費の反則を取られる。しかし、その開始直後、お互いに狙った面に白い旗が上がる。...優勝。
みんな凄かったよ。
自分を信じ、仲間を信じて闘った素晴らしい試合でした。
一生懸命稽古に連れて来て、子供たちのモチベーションを高めてくださる保護者さんの力に感謝です。
みんなで勝ち取った優勝だと思います。
でも、やっぱりお揃いの袴の効果は大きいかな...(笑)
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